みんなが知れば必ず変わる!

2019年年末、全国各地、世界各所で地球環境に関するお話会をされている谷口たかひささんの会に参加させて頂きました。そのレポートです。

2019.7月に、人類が地球温暖化によって滅亡の道を行くのか、存続の道を行くのか、残り18ヶ月の私たちの行動にかかっていると世界的に報道された。

なぜなら地球の温度が2℃上昇すると、もうどんな事をしても止めようがないから。私たちはその分岐点に立っている。

今、現在ではすでに1.1℃上がってしまっている状態。なんとしてでもトータル1.5℃の上昇値に抑えないと手に負えなくなるそうなのです。そう、あと0.4℃の上昇で踏み止まれるかどうか、それが残りの18ヶ月にかかっている。

どうしたら地球の温暖化を自分ごととして捉えることができるのだろうか?

アフリカで止まらない干ばつによる食料不足や、今だに消し止めることが出来ないアマゾンの火災やオーストラリアの火災も遠い海の向こうの話ではなくて、

例えばアマゾンの火災は、元々は私たちが牛肉を欲し過ぎていることに起因しているという事。それは牛肉を育てるための広大なスペースが必要で、焼畑農業的作業が必要になるから。

結局、私たちの過剰な牛肉購買意欲が、アマゾンの火災をも引き起こすエネルギーを持っているということ。集団の購買力のパワーの凄さは、もともと私たち一人ひとりの意思の決定の結果なのですね。

例えば温暖化によって南極の氷が溶けたらなら、いち早く沈没の可能性がある国は世界180カ国の中で日本は第2位。

(南極の話で言うと、氷が溶けてしまったことで南極で弱り果てて死んでいく実際の北極クマの映像を見せて頂きました。とても胸が痛かったのですが、私たちはこうして現実を視覚的に見せられないとリアルに感じる事が出来ないのだとも思いました。)

例えば温暖化が止まらなければ、今以上に無差別的に激しく避けようのない台風が日本にもやって来るという事も。

例えば東京湾で水揚げされる魚の8割からマイクロプラスチックが検出されている。私たちは日常にそれを食していて、癌になる人の数が右肩あがりで増え続けているということ。自分たちで出したプラスチックは自分たちに返ってくる現状。

海外では食べ物において「日本産ではない」という事が消費者への購買促進のための重要なアピール事項になっているという事。

今一度、先程の問いですが

どうしたら地球の温暖化を自分ごととして捉えることができるのだろうか

なぜ真剣に取り組めないのか、それは‥‥

「強欲と無感心」にあるとレオナルドディカプリオさんは言っているそうです。

みんな自分だけは少しだけ贅沢していたかったり、今の生活スタイルを変えるなんて嫌だと思うのは当然。

だだ、ここからが一番お伝えしたいこと!

一人でガラッと生活を質素に変えなくてはいけないのではなくて、日本人全員が一人ずつたった7.6%を環境に優しい生活にシフトチェンジできたなら、日本は、世界は変わると言われています。

それは例えば10回中1回はレジ袋を断るとか、そこから始められる事なのです。

谷口さんの提唱する3つの希望‥‥

①まだこの環境問題についてよく知らない人沢山いるということ(→つまり知らなかった人たちが、知ることによって行動をしたなら大きな改善のうねりが生まれる)

②皆さん、自分たち一人ひとりが持っているチカラは本当に凄いんだということ(→そのチカラで良い方向に変えていけるから、自分一人ぽっち程度のチカラ位で、なんて思わないでほしいということ)

③協力して行動するチャンスが来ている。今まで戦争や経済制裁など、人類は分断の歴史を繰り返してきたけれど、今この環境問題を前にどうしたってみんなで協力するしかない状況に来ている。初めて人類が分断から協力への道を歩むチャンスでもあるということ。

具体的な行動として‥‥

・ゴミを減らす

・買い過ぎない、フードロスを出さない

・省エネに努める

・なるべく公共の乗り物を使う

・少し肉の消費をへらす

・選挙で投票に行く

これを全て完璧にこなすなんて、面倒だと思うかも知れません。

ただ、前述したようにみんなで7.6%です!完璧にではありません。持続可能に。

一人よりみんなで!

だからこそなるべく沢山の人に知ってほしいと思いました。

谷口さんの来年からの活動は現時点で未定だそうですが、FBで谷口さんと繋がると有益でわかりやすい情報をゲット出来ると思います!

(FBはTakahisa Taniguchiさんで出てきます)

私も今後イベントでお呼びしたいです!お話会の内容の詳細はシェア大歓迎とおっしゃっていたので、皆さんも隣の大切な方にちょっとお伝えを!